イントロダクション

2003年、命の尊さを改めて考え、動物達の一つでも多くの命を救いたいとの思いから始まった DOG’S シリーズも本作「RICKEY」で4作目になります。その間に殺処分される動物達の数もかなり減ってきました。でも未だ救えない命もあります。そんな命の為に今回は朗読劇で思いをお届けします。本作は2019年に小学校や養護施設で上演され、子供達だけでなく大人達も笑顔と涙で溢れた作品です。
物語は、ミックス犬のリッキーが保護施設に収容されるところから始まります。そこには様々な犬達が収容されていて、リッキーはそんな犬達の中に、かつて飼主の身勝手な理由で別れた恋人のノンの姿を見つけます。再会を喜ぶ二匹でしたが、一匹の老犬がリッキーに告げます。7日以内に引き取り手がなければ皆殺処分されると。どうしてもノンを助けたいリッキーはある禁断の決断をします。
出演は平松組お馴染みの元宝塚歌劇団の RICO、安藤裕康、今村博信、伊達剛。
演奏はキーボードの樫村直樹、ギターは平松豊司。さらに今回は元宝塚歌劇団月組娘役トップスターの麻乃佳世が加わり新たな一面を見せてくれます。様々な役を演じ分ける役者達の演技だけでなく、二人の歌姫の歌声にも注目です。
今回コロナ禍を期に新たに劇団リタとして生まれ変わります。

『RICKEY』

さてこの「RICKEY」ですが、命の尊さと今一度向かい合おうと2003年に始まったDOG’S シリーズの第4作目になります。
その2003年、全国の猫犬が殺処分された数は44万1千匹にも及びました。その後各地にボランティアの動物愛護団体が出来たり、2013年施行の改正動物愛護法も受けて地方自治体も動物の殺処分0を掲げたお陰で2018年度にはその数が4万3千匹に減りました。東京都のように2018年度殺処分0を公表した自治体もあります。この数字をみる限り、かなり人々の意識も変わってきているように思えますが、実際そうなのでしょうか。自治体の動物愛護センター等に保護された犬達が殺処分されない為には引き取り手が必要です。実際数多くの犬や猫達をボランティア団体が引き受けたり、個人でも多くの人達が引き取ったりと確実にその数は減って来ています。ただ各地の団体が引き受ける犬猫達の数が増えて、飼育が出来ない状況になっている所もあるのです。数字だけを鵜呑みには出来ませんが、環境省が発表した2021年度の統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」によると2万3764頭でした。内訳は犬4059頭、猫1万9705頭と猫の処分数が多く、そこにまだ改善していかなければいけない問題点が見えてきます。
そんな動物達の少しでも力になりたいと、「RICKEY」は生まれました。
RICKEY はミックス犬(雑種)ですが、愛嬌はあります。一途です。彼は決して諦めません。どうか RICKEY を応援してあげて下さい。

公演概要

会場

下北沢シアター711
京王井の頭線下北沢駅中央口、小田急線下北沢駅東口より徒歩8分
〒155-0031 世田谷区北沢1丁目45-15

03-3469-9711

公演日時

2022年
9月8日(木)14:00/19:00
9月9日(金)14:00/19:00
9月10日(土)14:00/19:00
9月11日(日)11:00/15:00
開場・受付開始 各回30分前

チケット

前売3000円/当日3500円
日時指定自由席
チケット取扱い
カンフェティ http://confetti-web.com/rickey

出演者以外の関係者からチケット予約される場合は、問い合わせ先のテンダープロからお申し込み下さい。その際氏名、日時、枚数、関係者氏名も御記入お願い致します。

お問い合わせ

テンダープロ info@tenderpro.net

出演

RICO(華村りこ)
昭和38年11月11日生。東京世田谷区出身。昭和57年、宝塚歌劇団星組入団(在団時名桜里湖)。
平成元年7月宝塚歌劇団退団。その後華村りこの芸名でテレビ、ラジオドラマ、アテレコ、舞台、ディナーショー、コンサート等で女優・歌手・声優として各方面で活動。平成24年7月1日、RICO に改名。(株)テアトル・エコー所属。
代表作
アテレコ/ライオンキング、ライオンガード(ナラ)、美女と野獣(2代目ミセスポット)、小さなプリンセスソフィア(ロビン・ヴォー)他。
舞台/ミス・サイゴン(帝劇初演メンバー)、おかしな二人(エコー劇場)、独り芝居「まち子が心に決めたこと」、朗読劇「猫でござる」他

麻乃佳世(あさの かよ)
1988年宝塚歌劇団入団。月組配属後、1991年、涼風真世の相手役として、月組トップ娘役に就任。その後、天海祐希の相手役を務め、1995年に退団。退団後は、舞台、テレビドラマを中心に、女優として活動。
ミュージカル「シンデレラ」主演
舞台・テレビ「忠臣蔵」 泉院
テレビドラマ「愛の110番」主役
舞台「ブックショップ」主役他

安藤裕康(あんどう ひろやす)
静岡県出身。東京キッドブラザース退団後、船越英一郎主宰劇団マガジン企画経て、劇団[sei]、ネオゼネレイタープロジェクト、ネイティブ企画、
tsumazukinoishi、東京印、裏長屋マンションズ他プロデュース公演などで活動。
劇団[sei]では日伯修好百周年記念事業祭に参加。「わんぱく天使」で日・ポルトガル語によるブラジル公演を行う。

今村博信(いまむら ひろのぶ)
東京都出身。俳優。歌手としても活動する。主な出演作品映画:「Silent Song」「クローズ zero」「ハザード」「ホワイトメキシコ」、「デトロイト・メタル・シティ」他。
舞台:「蕉」「26:13」「木型人形」「沙也可の見た空」(平松組)、「さくらレジスタンス」(劇団ばんぶるびぃ)、「二人のいとこの貴公子」(シェイクスピア&ジョン・フレッチャー)他。テレビ:「発掘!あるある大事典」「恋のバカヤロー」「氷炎」他。
CM:「アメリカ屋」「猪苗代スキー場」他。

伊達剛(だて たけし)
福島県出身。個性的な演技で映画・ドラマ・舞台等で活動している。
テレビ:TBS「半沢直樹」「とんび」、フジテレビ「GTO」「奇跡体験!アンビリバボー」、テレビ朝日「2014 年新仮面ライダー」「特命戦隊ゴーバスターズ」「仮面ライダーW」、BS 朝日ドラマ「家族法廷」、NHK「負けて、勝つ~戦後を創った男・吉田茂~」他。映画:「カイジ」他。CM:「アデランス」舞台:劇的コンサート「夢ヶ浦吹奏楽団」(脚本・平松豊司)、2018年 team6g「愛される資格」「メロディー」「コネクト」、A.K プロデュース「萬寿釈迦」、2019年 team6g「バラ色の人生」「エール」他。

Keyboard&Pianica 樫村直樹(かしむら なおき)
有限会社オークヴィレッジ C₊ シープラス代表取締役。幼少の頃よりピアノ・エレクトーンを始め、譜面は読めないが聴音を得意とし、作曲・アレンジ等を手掛ける。

脚本・演出・音楽 Guitar 平松豊司(ひらまつ とよじ)
映像・舞台製作工房平松組主宰。和歌山県出身。大阪芸術大学映像学科卒。サンダンス国際映像作家賞や読売シナリオ大賞等で候補となり、その後劇団ばん
ぶるびぃを立上げ舞台にも活動の場を広げる。現在は平松組中心に多団体の脚本・演出も手掛ける。平松組「沙也可の見た空」「26:13」「木型人形」他、劇団裏長屋マンションズ「8.12」「病室より愛を込めて」他、劇団みぎへならえ「ワンマン
ボーイズ」(第 57 回栃木県芸術祭優良賞受賞)、2019 年度和歌山市青少年育成功労賞受賞(平松組)

スタッフ

舞台監督 渡辺了
照明 colore
音響 須坂あゆみ
宣伝美術 傍島哲行
ホームページ制作 鈴木啓
記録 中村光耶
制作事務 下出優子
制作協力 SUI
製作 テンダープロ
エグゼクティブプロデューサー 井内徳次 友田ゆうき
プロデューサー 中井厚志 納藤保 岸野克哉

協力

株式会社 エ・ネスト
株式会社 テアトル・エコー
有限会社 オークヴィレッジ C+シープラス
株式会社 ディアマントプロモーション
高田馬場 MUSIC&BAR LARGO
宮川栄

協賛

(一財)日本映画振興財団
Life-do.Plus
デュープレックス・ギャザリング
TM JAPAN
ヴィーナス
ホームズ不動産販売
愛奈工業
ライブコム